💖手首・腕の重だるさ解消！オフィスでこっそりできる簡単マッサージ＆ストレッチ

長時間パソコンに向かうデスクワークでは、指先、手首、腕に想像以上の負担がかかっていますよね。「夕方になると腕がパンパン」「腱鞘炎になるんじゃないか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。

手や腕の疲れは、単なるだるさではなく、肩こりや眼精疲労、さらには集中力の低下にもつながります。

ここでは、オフィスで人目を気にせず、座ったままできる、手と腕の疲れを根本から取り除くためのマッサージとストレッチを厳選してご紹介します。休憩時間にサッと実践して、手先から全身をリフレッシュしましょう！

🖐️【手のひら・指先】脳の疲れにも効くツボ押しマッサージ

手には、自律神経を整え、リラックス効果を高めるツボが集中しています。指先や手のひらを意識的に刺激して、手の疲れと同時に頭や目の重さも解消しましょう。

万能のツボと言われる合谷は、頭痛、肩こり、目の疲れ、そして手の疲れに効果的です。

場所：手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる付け根のくぼみ。
やり方：
1. 反対側の親指をツボに当て、人差し指で手のひらを下から支えます。
2. 骨に向かって**「痛気持ちいい」と感じる強さ**で、5秒かけてゆっくり押し、5秒かけてゆっくり力を抜きます。
3. これを左右5〜10回繰り返します。

手のひらの中心にある労宮は、心身のリラックスを促し、手の緊張を和らげるツボです。眠気覚ましにも効果的。

場所：手のひらのほぼ中央。軽く拳を握ったときに中指の先が当たる場所。
やり方：
1. 反対側の親指を使って、労宮のツボを小さな円を描くように優しくもみほぐします。
2. 手のひら全体の血流を促すイメージで、30秒間揉み続けましょう。

マウスやスマホ操作で酷使され、特に硬くなりやすいのが**親指の付け根（母指球）**の筋肉です。

やり方：
1. 片方の手で、もう一方の親指の付け根全体をしっかりつかみます。
2. 手のひら側と甲側から、こねるように揉みほぐします。ゴリゴリとした硬さを感じる部分を重点的にほぐしましょう。
3. 左右30秒ずつ行います。この部分が柔らかくなると、腕のだるさが驚くほど解消されます。

手首や前腕（肘から手首にかけての腕の部分）の筋肉が硬くなると、腱鞘炎の原因になります。デスクの上でできる簡単なストレッチで、腕全体をしっかり伸ばしましょう。

前腕の内側と外側の両方を一度に伸ばす、非常に効果的なストレッチです。

やり方（内側）：
1. 片腕をまっすぐ前に伸ばし、手のひらを天井に向けます。
2. 反対側の手で、指先を下方向に優しく引っ張ります。手首の内側（手のひら側）の筋肉が伸びるのを感じて、10秒間キープ。
やり方（外側）：
1. 片腕をまっすぐ前に伸ばし、手の甲を天井に向けます。
2. 反対側の手で、手の甲全体を抑えながら、指先を下方向に優しく押し下げます。前腕の外側（手の甲側）の筋肉が伸びるのを感じて、10秒間キープ。
3. 左右それぞれ2〜3セット行いましょう。

腕全体の疲労感やだるさを和らげるツボです。

場所：肘を曲げてできるシワの端から、指3本分下のくぼみ。
やり方：
1. 反対側の親指や人差し指の関節を使って、手三里のツボを5秒かけてじっくりと押します。
2. 強く押しすぎず、奥まで響く感覚があればOKです。
3. 左右5〜10回繰り返します。

疲れを溜めないためには、1時間に一度、短いリフレッシュタイムを設けることが大切です。

指のグーパー運動：キーボードから手を離し、指をぎゅっと握って（グー）、**パッと大きく開く（パー）**を10回繰り返しましょう。指先の血行が促されます。
手首回し：両手を組んで、手首を大きく、ゆっくりと左右に10回ずつ回します。
ハンドクリームの活用：休憩中にハンドクリームを塗るついでに、ご紹介したマッサージやツボ押しを取り入れると、習慣化しやすくなりますよ。

これらの簡単なマッサージとストレッチを日々のデスクワークに取り入れて、手の疲れを翌日に持ち越さない軽やかな毎日を目指しましょう！