肩甲骨の柔軟性を高める簡単体操|姿勢改善・肩こり予防に効くストレッチ法
「デスクワークが続いて肩や首がガチガチ…」「背中が丸まって姿勢が悪い気がする」
そんな悩みの大きな原因は 肩甲骨の柔軟性の低下 にあります。
肩甲骨は背中の広い範囲で腕や首・背骨とつながっており、動きが悪くなると 肩こり・猫背・血流の滞り・呼吸の浅さ に直結します。
逆に柔軟性を高めると、姿勢が整い疲労がたまりにくい体に。
ここでは、自宅や職場でできる「肩甲骨の柔軟性を高める簡単体操」をご紹介します。
1. 肩甲骨が硬くなる原因
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デスクワークやスマホ操作による前傾姿勢
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運動不足による背中や胸の筋肉のこわばり
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冷えによる血流低下
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ストレスや緊張による筋肉の硬直
👉 肩甲骨周りは意識的に動かさないと固まりやすいため、日常でのケアが必須。
2. 肩甲骨の柔軟性を高めるメリット
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猫背や巻き肩の改善
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首や肩のコリの軽減
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血流・リンパの流れが良くなり疲労回復
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呼吸が深くなりリラックス効果も
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二の腕や背中の引き締めにもつながる
3. 肩甲骨の柔軟性を高める簡単体操
3-1. 肩甲骨寄せ伸ばし
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椅子に座って背筋を伸ばす。
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両肘を曲げて「肘を後ろに引き、肩甲骨を寄せる」。
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5秒キープして力を抜く。
👉 10回を目安に。デスクワークの合間に最適。
3-2. タオルストレッチ
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タオルを両手で持ち、頭の上に持ち上げる。
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息を吐きながらゆっくり背中側にタオルを下ろす。
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背中がきつい場合は無理せず前方でキープ。
👉 肩甲骨周りと胸を同時に伸ばせる。
3-3. 猫のポーズ(キャット&カウ)
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四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸める(キャット)。
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息を吸いながら背中を反らし、肩甲骨を寄せる(カウ)。
👉 ヨガでも定番の動き。背骨と肩甲骨が柔らかくなる。
3-4. 腕回し体操
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両腕を大きく前から後ろに回す。
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肩甲骨を動かす意識で、前回し・後ろ回しを各10回。
👉 血流改善&肩周りのリセット効果。
3-5. 壁押しストレッチ
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壁に両手をつき、腕をまっすぐ伸ばす。
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背中を反らしながら胸と肩甲骨を広げる。
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20〜30秒キープ。
👉 デスクワークで縮こまった胸を開く効果大。
4. 体操のポイント
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呼吸を止めず「吸う時に広げる・吐く時に緩める」を意識
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痛みを感じない範囲でゆっくり行う
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1日5分でも継続すると効果が出やすい
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入浴後や就寝前に行うとリラックス効果UP
5. 日常でできる工夫
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スマホを見る時は顔を前に出さず、目線を合わせる
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デスクワークは1時間に一度は肩を回す
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背もたれに頼らず、骨盤を立てて座る
まとめ
肩甲骨は「体の動きのハブ」ともいえる重要な部位。
柔軟性を高めることで 肩こり解消・姿勢改善・血流促進 につながり、体が軽く感じられます。
今日から「肩甲骨寄せ伸ばし」「タオルストレッチ」「キャット&カウ」などの簡単体操を取り入れて、しなやかで疲れにくい体を目指しましょう。