肩こり・首こり改善に効く!自宅でできる簡単ツボ押し法
肩こりや首こりは、多くの現代人が悩む症状です。デスクワークやスマホの長時間使用、姿勢の悪さなどが原因で、肩や首の筋肉が緊張し、痛みや重だるさを引き起こします。放置すると頭痛や手のしびれ、集中力低下にもつながるため、早めのケアが重要です。
そこでおすすめなのが「ツボ押し」です。肩こり・首こりに効くツボを押すことで、血流を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができます。今回は自宅で簡単にできるツボ押し法をご紹介します。
肩こり・首こりに効く代表的なツボ
1. 肩井(けんせい)
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場所:肩の中心、首の付け根と肩先を結んだ中間点
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押し方:親指で円を描くように押す。片方3~5秒、左右交互に3回ずつ
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効果:肩こり全般、首の張り、目の疲れにも有効
2. 天柱(てんちゅう)
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場所:首の後ろ、髪の生え際のくぼみ部分。首の付け根の両脇
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押し方:指の腹でやさしく押し込むように圧をかける。3秒×3セット
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効果:首こり、肩のこわばり、頭痛の緩和
3. 肩外兪(けんがいゆ)
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場所:肩甲骨の内側上部、肩の高さで背中側
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押し方:肘で軽く押すか、テニスボールを壁に挟んで押す
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効果:肩甲骨周りのコリ、背中の張り
4. 合谷(ごうこく)
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場所:手の甲、親指と人差し指の骨の間のくぼみ
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押し方:親指で押しながら小さく円を描くように刺激
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効果:肩こり、頭痛、目の疲れにも効く万能ツボ
ツボ押しのコツ
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呼吸を止めずに行う
息を止めると血流が悪くなるため、ゆっくり息を吐きながら押す。 -
痛気持ちいい強さで
強すぎると筋肉を傷めるため、心地よい刺激を目安に。 -
1日2〜3回が目安
デスクワークの合間や入浴後に行うと効果的。 -
温めてから押すとさらに効果UP
ホットタオルや入浴で肩や首を温めると血流が促進され、コリがほぐれやすい。
ツボ押し+簡単ストレッチでさらに改善
ツボ押しだけでなく、肩や首の簡単ストレッチも組み合わせると効果が高まります。
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肩回し:肩を前後に10回ずつ回す
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首の側屈:耳を肩に近づけるようにゆっくり傾ける(左右5秒×3回)
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胸のストレッチ:両手を後ろで組み、胸を開く(10秒×3回)
日常で肩こり・首こりを予防するポイント
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デスクワーク中は1時間に1回、肩を回す
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スマホは目の高さまで持つ
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姿勢を正し、背もたれに深く腰をかける
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適度な運動で血流を促進する
肩こり・首こりは、慢性的になる前にケアすることが大切です。今回紹介したツボ押し法と簡単ストレッチを習慣にすることで、肩や首の重だるさを和らげ、仕事や生活のパフォーマンスもアップします。痛みが強い場合は無理せず、専門家に相談してください。