肩こり・首こり改善に効くツボ押し体操 — デスクワーク疲れを手軽に解消
肩や首のこりは、長時間のデスクワークやスマホ操作で多くの人が悩む症状です。筋肉の緊張をほぐすだけでなく、ツボを押すことで血流やリンパの流れが促され、疲れや痛みを軽減できます。ここでは、自宅やオフィスで手軽にできる肩こり・首こり改善のツボ押し体操をまとめました。
目次
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肩こり・首こりが起こる原因
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肩こり・首こり改善に効く代表的なツボ
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ツボ押し体操のやり方
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効果を高めるポイント
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日常で意識したい生活習慣
1. 肩こり・首こりが起こる原因
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長時間の同じ姿勢
デスクワークやスマホ操作で肩が前に丸まり、首や肩甲骨周りの筋肉が緊張。 -
血流不足
筋肉が硬直すると血液やリンパの循環が悪くなり、疲労物質がたまる。 -
ストレス
精神的ストレスによって肩の筋肉がこわばることも。 -
姿勢のクセ
猫背や頭が前に出る姿勢は首肩に負担をかける。
2. 肩こり・首こり改善に効く代表的なツボ
天柱(てんちゅう)
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場所:首の後ろ、髪の生え際の左右にあるくぼみ
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効果:肩・首のこり、頭痛、目の疲れ
肩井(けんせい)
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場所:肩の一番高いところ、肩と首の中間
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効果:肩こり、首こり、疲労回復
肩外兪(けんがいゆ)
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場所:肩甲骨の内側上部、背骨から指2本分外側
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効果:肩・背中の張りを解消
合谷(ごうこく)
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場所:手の甲、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ
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効果:肩こり・頭痛・ストレス緩和
3. ツボ押し体操のやり方
① 天柱ツボ押し
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両手の親指を首の後ろの天柱に当てる
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ゆっくり円を描くように押しながら5秒キープ
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1回につき3〜5回行う
② 肩井ツボ押し
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肩の頂点に人差し指・中指で軽く圧をかける
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ゆっくり上下に動かしながらほぐす
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左右各3回ずつ
③ 肩外兪ツボ押し
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指先で肩甲骨内側上部を押す
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軽く円を描くようにほぐし、肩甲骨を意識して動かす
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1日数回、5〜10回程度行う
④ 合谷ツボ押し
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反対側の親指で手の甲の合谷を押す
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軽く押した状態で5秒キープ
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左右各3回、仕事の合間でもOK
4. 効果を高めるポイント
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呼吸を止めずにゆっくり押す
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痛気持ちいい程度の圧で押す
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肩甲骨や首を軽く動かしながら押すと血流促進
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1日数回、短時間でも継続することが重要
5. 日常で意識したい生活習慣
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姿勢を正す:背筋を伸ばし、頭を前に出さない
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1時間に1回は立ち上がり軽く肩回し
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スマホやPCの高さを目線に合わせる
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入浴で血流を温め、ツボ押しを併用
まとめ
肩こり・首こりは、ツボ押し体操+正しい姿勢+血流改善で軽減できます。
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天柱・肩井・肩外兪・合谷のツボを押す
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深呼吸と軽いストレッチを組み合わせる
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デスクワーク中のこまめな休憩と姿勢チェック
毎日数分でも続けることで、肩や首のこりが和らぎ、仕事中の疲労感や頭痛の予防にもつながります。
肩や首がガチガチに固まる前に、ツボ押し体操を習慣化してみましょう。