デスクワーク中の肩甲骨ほぐし体操
長時間のデスクワークで「肩が重い」「首がこる」「背中が張る」と感じたことはありませんか?
それ、原因は肩甲骨の動きが悪くなっているからかもしれません。
肩甲骨は上半身の血流と姿勢を支える重要なパーツ。ここが固まると、肩こり・首こり・猫背・冷え・代謝低下など、体の不調が次々と起こります。
でも大丈夫。**デスクワークの合間に1分でできる「肩甲骨ほぐし体操」**を取り入れるだけで、体が驚くほど軽くなります。
🧠 なぜ肩甲骨は固まりやすいのか?
デスクワークでは、腕を前に出してキーボードやマウスを操作する姿勢が長く続きます。
この「前傾姿勢」が続くと、
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肩が前に丸まる(巻き肩)
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背中が固まって動かない
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肩甲骨まわりの筋肉(僧帽筋・菱形筋)がこわばる
といった状態になります。
その結果、血流が悪くなり、酸素が届きにくくなって「肩こり」や「頭痛」にまで発展するのです。
💺 座ったままでOK!肩甲骨ほぐし体操5選
① 肩甲骨を寄せるストレッチ
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背筋を伸ばして椅子に座る。
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両肘を後ろに引き、肩甲骨を寄せるように意識。
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そのまま5秒キープ、ゆっくり戻す。
→ 10回ほど繰り返す。
👉 ポイント:背中の真ん中がギュッと縮む感覚を意識すること。
② 肩回し体操(前後回転)
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肩に指先を置き、両肘で円を描くように回します。
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前回し・後ろ回しを10回ずつ。
👉 ポイント:腕ではなく、肩甲骨から大きく動かすイメージで。
③ タオルを使ったストレッチ
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タオルを両手で持ち、頭の上まで持ち上げる。
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背中側へ下ろしていき、肩甲骨を寄せるように動かす。
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ゆっくりと10回繰り返す。
👉 ポイント:デスクに常備しておけば、ちょっとした休憩時間にも便利!
④ 背伸び+肩甲骨リリース
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手を組んで頭の上に伸ばす。
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上にグーッと背伸びしながら、肩を耳に近づける。
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力を抜いてストンと落とす。
→ これを5セット繰り返す。
👉 ポイント:肩の力を抜く瞬間に「ふわっ」と血流が流れやすくなります。
⑤ 肘後ろタッチ運動
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両肘を横に張り出し、90度に曲げる。
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背中側で肘を近づけるようにグッと引き寄せる。
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5秒キープして戻す。
→ 10回ほど。
👉 ポイント:肩甲骨を寄せるときに「背中の中心が動いている感覚」を意識。
🌿 肩甲骨を動かすメリット
肩甲骨をしっかり動かすことで、次のような効果が期待できます。
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肩こり・首こりの改善
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血流促進で代謝アップ
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姿勢改善(猫背予防)
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背中や二の腕の引き締め
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冷え・疲労感の軽減
特にデスクワーク女子の場合、**肩甲骨を柔らかく保つことが「美姿勢」と「すっきり背中ライン」**を作るカギになります。
💡 ちょっとした意識で肩こり知らずに
体操も大切ですが、日常のちょっとした意識で改善できます。
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パソコン画面は目線の高さに調整する
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背もたれに頼りすぎず、骨盤を立てて座る
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1時間に1回は立ち上がってストレッチ
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深呼吸を意識して肩の力を抜く
🌸 まとめ:肩甲骨を動かせば「疲れない体」に
デスクワーク中でも、1分の肩甲骨体操で驚くほどリフレッシュできます。
肩を回す・背中を寄せる、それだけで血流が整い、集中力や作業効率もアップ。
「疲れやすい」「肩がガチガチ」と感じたときこそ、椅子に座ったままでもいいので、
ぜひ肩甲骨を動かす習慣を始めてみてください。
デスクワーク女子の強い味方になる「ながら体操」で、毎日すっきり軽やかな背中を手に入れましょう。