猫背改善に効果的な朝の背中ストレッチ
長時間パソコンやスマートフォンを使っていると、いつの間にか背中が丸まってしまう「猫背」。見た目が悪くなるだけでなく、肩こりや首の痛みの原因にもなります。
朝起きてすぐに、凝り固まった背中をゆっくりと伸ばすことで、姿勢が改善され、一日を気持ちよくスタートできます。今回は、猫背改善に効果的な朝の背中ストレッチを3つご紹介します。
1. 背骨をゆっくり伸ばす「キャット&カウ」
キャット&カウは、背骨の柔軟性を高め、姿勢を整える効果が期待できるストレッチです。
やり方
両手と両膝を床につけ、四つん這いになります。肩の真下に手、股関節の真下に膝がくるようにします。
息を吸いながら、おへそを床に近づけるように背中を反らせ、天井を見上げます。(カウのポーズ)
息を吐きながら、背中を丸め、おへそを覗き込むようにします。(キャットのポーズ)
この動作を、呼吸に合わせて5〜10回繰り返します。
2. 肩甲骨をはがす「タオルを使ったストレッチ」
肩甲骨周りの筋肉が固まると、猫背が悪化します。タオルを使って肩甲骨をしっかりと動かしましょう。
やり方
タオルを両手で持ち、肩幅より少し広めに開きます。
まっすぐ立ち、タオルを頭上に持ち上げます。
息を吐きながら、肘を曲げ、タオルをゆっくりと背中側に下ろします。この時、肩甲骨をグッと引き寄せるイメージで行います。
息を吸いながら、タオルを元の位置に戻します。
この動作を5〜10回繰り返します。
3. 背中全体を伸ばす「上半身のひねりストレッチ」
背骨をひねることで、背中全体や脇腹の筋肉を伸ばし、血行を促進します。
やり方
椅子に座り、背筋をまっすぐに伸ばします。
右手を左膝の外側に、左手を椅子の背もたれに置きます。
息を吐きながら、上半身をゆっくりと左側にひねります。
深呼吸をしながら、この姿勢を10〜15秒キープします。
ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行います。
まとめ
朝のストレッチは、血行を良くし、固まった筋肉をほぐすことで、猫背の改善だけでなく、気分もリフレッシュさせてくれます。
毎日続けることが大切なので、無理のない範囲で、今回ご紹介したストレッチを習慣にしてみましょう。