肩甲骨の動きを改善する簡単体操
デスクワークやスマホ操作が習慣化した現代人に多いのが、肩甲骨まわりの硬さや可動域の狭さです。肩甲骨が固まると、肩こり・首の痛み・猫背だけでなく、代謝の低下や血流不良にもつながります。そこで今回は、毎日数分でできる「肩甲骨の動きを改善する簡単体操」を紹介します。特別な道具は必要なく、自宅やオフィスで手軽に実践できます。
肩甲骨が硬くなる原因
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長時間のパソコン作業やスマホ操作
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姿勢の悪さ(猫背・巻き肩)
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運動不足による筋肉のこわばり
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ストレスによる筋緊張
👉 このような習慣が続くと、肩甲骨を支える「僧帽筋」「菱形筋」「広背筋」などが固まり、肩甲骨の可動域が狭くなります。
肩甲骨を動かすメリット
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血流改善で肩こり・首こりの解消
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猫背や巻き肩の予防
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基礎代謝アップ(脂肪燃焼効果も期待)
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胸の開きが良くなり呼吸が深くなる
簡単にできる肩甲骨体操
1. 肩甲骨回し(前後)
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両手を肩に軽く添える。
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肘で大きな円を描くように前から後ろへ10回、逆に後ろから前へ10回。
👉 肩甲骨を意識して、背中から大きく回すことがポイント。
2. バンザイストレッチ
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両手を上に伸ばしてバンザイの姿勢。
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手のひらを外に向け、肩甲骨を下げるイメージで10秒キープ。
👉 座ったままでもOK。猫背で縮こまった胸を開く効果大。
3. タオルストレッチ
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バスタオルを両手で持ち、頭上にまっすぐ上げる。
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息を吐きながら背中側にタオルをゆっくり下ろす。
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10回繰り返す。
👉 肩関節と肩甲骨の柔軟性を高める動き。肩こり解消に効果的。
4. 背中で握手ストレッチ
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右手を上から、左手を下から背中に回し、手をつなぐようにする。
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届かない場合はタオルを使って両手をつなぐ。
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30秒キープして左右交代。
👉 肩甲骨まわりの柔軟性アップ+姿勢改善に◎。
5. 肩甲骨寄せ体操
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背筋を伸ばして椅子に座る。
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両手を腰に当て、肩甲骨を寄せるように胸を張る。
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5秒キープしてリラックス。10回繰り返す。
👉 デスクワーク中のリフレッシュにもおすすめ。
体操を続けるコツ
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1日5分でも毎日続けることが効果的
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呼吸を止めずにリラックスしながら行う
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痛みが出る場合は無理せず範囲を小さくする
まとめ
肩甲骨の動きを改善するには、毎日の小さな習慣が大切です。
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肩甲骨回し
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バンザイストレッチ
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タオルストレッチ
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背中で握手ストレッチ
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肩甲骨寄せ体操
これらを取り入れることで、肩の可動域が広がり、姿勢改善や肩こり解消、代謝アップにもつながります。