柔軟性を高めて疲れにくい体に!自宅でできる簡単ストレッチ
「体が硬くて、なんだか疲れやすい…」
そう感じている方は、体の柔軟性が不足しているのかもしれません。体が硬いと、血行が悪くなったり、姿勢が悪くなったりして、肩こりや腰痛、体の疲れの原因になります。
でも大丈夫!今回は、体の柔軟性を高めるための、自宅でできる簡単なセルフストレッチを3つご紹介します。今日から少しずつ始めて、疲れにくい体を目指しましょう。
なぜ柔軟性が大切なの?
体の柔軟性を高めることは、様々なメリットがあります。
血行促進:
筋肉が柔らかくなると、血管が広がり、血液の流れがよくなります。これにより、体中に酸素や栄養が行き渡り、老廃物が排出されやすくなります。
姿勢改善:
筋肉が硬くなると、体をまっすぐに保つのが難しくなり、猫背などの悪い姿勢につながります。柔軟性を高めることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。
怪我の予防:
筋肉や関節の可動域が広がることで、スポーツや日常生活での怪我のリスクを減らすことができます。
柔軟性を高める簡単セルフストレッチ
1. 太もも裏のストレッチ(ハムストリングス)
ハムストリングスは、座りっぱなしで硬くなりやすい筋肉です。ここを伸ばすことで、腰痛の予防にもつながります。
床に座り、片足を前にまっすぐ伸ばし、もう一方の足は膝を曲げて立てます。
息を吐きながら、伸ばした足のつま先を掴むように、ゆっくりと上半身を前に倒します。
20〜30秒キープします。
反対側も同様に行います。
【ポイント】
膝が曲がらないように意識しましょう。
痛いと感じる手前で止めて、無理のない範囲で行ってください。
2. 股関節のストレッチ
股関節の柔軟性を高めることで、腰や膝への負担を減らすことができます。
床に座り、両足の裏を合わせ、両手でつま先を掴みます。
息を吐きながら、膝を床に近づけるように優しく押し下げます。
20〜30秒キープします。
【ポイント】
背中を丸めずに、背筋を伸ばしたまま行いましょう。
3. 肩甲骨のストレッチ
肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、肩こりの原因になります。
椅子に座り、背筋を伸ばします。
両腕を前に伸ばし、手のひらを外側に向けて組みます。
息を吐きながら、腕を前に突き出すようにして、背中を丸めます。肩甲骨が離れるのを感じましょう。
次に、腕を後ろに回し、背中の後ろで手を組みます。肩甲骨を寄せるようにして、胸を張ります。
それぞれ10〜20秒キープし、何度か繰り返します。
まとめ
体の柔軟性は、毎日のストレッチで少しずつ高めることができます。
太もも裏のストレッチで腰痛を予防。
股関節のストレッチで体の可動域を広げる。
肩甲骨のストレッチで肩こりを解消。
これらのセルフストレッチを、お風呂上がりや寝る前などのリラックスタイムに取り入れて、しなやかで疲れにくい体を手に入れてみませんか?