つらい肩こり・首こりを一気に解消!1日3分でできる簡単体操
パソコン作業やスマートフォンの使いすぎで、肩や首、背中がガチガチに凝り固まっていませんか? 慢性的な肩こりや首こりは、頭痛や眼精疲労、集中力の低下など、様々な不調を引き起こす原因にもなります。
「マッサージに行きたいけど時間がない…」「自分でどうやってほぐしたらいいかわからない…」
そんなあなたのために、今回は肩・首・背中を一度にほぐせる、どこでも簡単にできる体操を3つご紹介します。特別な道具は必要ありません。仕事の合間や、家事の休憩時間、寝る前のリラックスタイムに、ぜひ試してみてくださいね。
なぜ肩・首・背中が凝るの?
肩や首、背中のこりの主な原因は、長時間同じ姿勢を続けることによる血行不良です。特にデスクワークでは、頭の重さを支える首や肩の筋肉に常に負担がかかり、筋肉が緊張して硬くなります。これにより血管が圧迫され、酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり、さらにこりが悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
1日3分でできる!簡単リフレッシュ体操
これからご紹介する体操は、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、こりの根本的な解消を目指します。呼吸を止めずに、ゆっくりと気持ちいいと感じる範囲で行うのがポイントです。
体操1:肩甲骨を動かして背中をほぐす「背中回し」
背中にある肩甲骨(けんこうこつ)は、背中の筋肉と繋がっています。肩甲骨をしっかりと動かすことで、背中全体がほぐれます。
- まっすぐ姿勢よく座るか立ちます。 
- 両手の指先を肩に置き、ひじを曲げます。 
- ひじで大きな円を描くように、前から後ろへゆっくりと回します。(5回) 
- 次に、後ろから前へゆっくりと回します。(5回) 
ポイント: 肩甲骨が背骨から離れていくように意識して大きく動かしましょう。
体操2:首と肩の緊張をリリースする「首のストレッチ」
首の筋肉をゆっくりと伸ばし、緊張を和らげます。
- まっすぐ前を向いて座るか立ちます。 
- 頭をゆっくりと右に倒し、右耳を右肩に近づけるようにします。左側の首筋が伸びるのを感じましょう。(15秒キープ) 
- ゆっくりと元の位置に戻し、今度は頭を左に倒します。(15秒キープ) 
- 次に、ゆっくりと首を前に倒し、あごを胸に近づけます。(15秒キープ) 
- 最後に、ゆっくりと首を後ろに倒し、天井を見上げます。(15秒キープ) 
ポイント: 首に負担をかけないよう、勢いをつけずにゆっくりと行いましょう。
体操3:肩から背中まで伸ばす「合掌ひねり」
肩から背中、そして脇腹まで伸ばせる、全身をリフレッシュできる体操です。
- まっすぐ姿勢よく座るか立ち、胸の前で両手のひらを合わせます。 
- そのまま両手を天井に向かってまっすぐ持ち上げます。 
- 息を吐きながら、両手を上に伸ばしたまま、上半身をゆっくりと右へひねります。(5秒キープ) 
- 息を吸いながら元の位置に戻し、今度は左へひねります。(5秒キープ) 
ポイント: 手を高く持ち上げることで、肩甲骨周りもしっかりと伸びます。
まとめ
つらいこりは、放置せずにこまめにケアすることが大切です。今回ご紹介した体操は、どれもオフィスや自宅で手軽にできます。1日3分でも良いので、毎日続けることで、肩や首、背中のこりが楽になり、体の調子が整ってくるのを感じられるはずです。
ぜひ今日から試して、スッキリと軽やかな体を手に入れましょう!