肩・背中のコリを和らげる朝の体操
肩こりや背中のハリは、朝のスタートを重くする原因になります。
特にデスクワークやスマホ時間が長い人は、夜の間に筋肉が固まりやすく、
“寝起きのガチガチ感”を覚える人が多いもの。
そこで、たった3〜5分でできる 「肩・背中のコリをほぐす朝の体操」 を紹介します。
布団の上でできるので、忙しい朝でも続けやすいのがポイントです。
① 深呼吸+肩甲骨のスイッチオン
まずは呼吸で筋肉の緊張をほどいてから、肩甲骨を動かす準備をします。
▼やり方
-
背筋をのばして立つ or 座る
-
鼻からゆっくり息を吸い、肩をすくめる
-
口から息を吐きながら、肩の力をストンと落とす
-
これを 5回 繰り返す
▼効果
-
肩の力みをとって血流アップ
-
自律神経が整い、朝のだるさが軽減
② 肩甲骨ぐるぐる回し(コリの原因に直接アプローチ)
肩こりの原因の多くは「肩甲骨の可動域の低下」。
肩を回すだけで、背中の広範囲があたたまります。
▼やり方
-
両肩に軽く手をのせる
-
肘で大きな円を描くように 前回し10回・後ろ回し10回
-
背中側に大きく引き寄せるイメージで行う
▼効果
-
肩甲骨まわりの血行改善
-
首こりや肩こりの軽減
-
呼吸が深くなる
③ 寝起きストレッチ:仰向けで背中のアーチ伸ばし
布団の上で簡単にできる、背中のハリをとるストレッチ。
▼やり方
-
仰向けになり、両手をバンザイ
-
ゆっくり背中を反らして、肋骨の横を広げるイメージ
-
そのまま 10秒キープ × 3セット
▼効果
-
背中~脇腹の筋肉が伸びて姿勢が整う
-
深く呼吸できるようになり、体が目覚める
④ 猫ポーズ(キャットストレッチ)で背骨を柔らかくする
ヨガの定番“キャット&カウ”は、寝起きの背中に最適。
▼やり方
-
四つん這い姿勢をとる
-
息を吐きながら背中を丸め、目線はおへそ
-
息を吸いながら背中を反らし、胸を軽く前へ
-
ゆっくり 10回 行う
▼効果
-
背骨の柔軟性アップ
-
腰の張りが軽減
-
肩〜背中の緊張緩和
⑤ タオル肩甲骨ストレッチ(デスクワーク勢に最強)
タオル1本で肩・背中が伸びる万能ストレッチ。
▼やり方
-
タオルの端を両手で持ち、頭の上へ
-
肩甲骨を寄せながら腕をゆっくり後ろへ倒す
-
痛くない範囲で 10〜15回
▼効果
-
肩の可動域UP
-
猫背や巻き肩の改善
-
肩こり予防効果大
朝の3分で肩・背中が軽くなる理由
朝は血流が悪く、筋肉が冷えて固まりやすい状態。
そこで
-
呼吸 → 緊張を抜く
-
回す → 血流を上げる
-
伸ばす → 可動域を戻す
という順番で行うことで、短時間でも圧倒的にほぐれるのがポイントです。
まとめ:毎朝続ければ「コリにくい体」に変わる
✔ デスクワークで肩こりが慢性化している
✔ 朝起きた瞬間に背中がバキバキ
✔ 病院や整体に行ってもすぐ戻る
そんな人ほど、朝の体操で身体が見違えるほど変わります。
継続することで、肩・背中のコリが起こりにくい体質に近づきます。